【青梨子訪問看護ステーション】~看取り看護について~

半年間で看取り看護を23名の方を実施

 

当ステーションのメンバー11名は毎日 平均30名の利用者の所へ訪問しています。

私達訪問看護師は一人一人の利用者様、家族様に丁寧に生活を守る看護を提供できるよう日々努力しています。沢山のケースから色々なことを学ばせて頂き、看護スキルを向上させていきたいと考えています。

今年の1月から6月までの現在、看取り看護を23名実施しました。コロナの影響で病院、施設での面会が難しくなったことで、在宅での看取りが増えたと考えられます。私は20年間の訪問看護の中で1番、忙しく頭がおかしくなるくらい考え、体力を消耗した月が5月でした。(一ヶ月約900件の訪問でした。)

看取り看護はそれぞれのケースに合わせ、看取りのゴールのイメージを設定し、それに合わせて、利用者様、家族様、医師、ケアマネ、ヘルパー、施設関係者等、其々の思い、意向を統合させ、飛行機の着陸のようにスムーズにする役目が訪問看護です。ある医師は

「看取りの訪問看護は演出家のようである。」と話した方がいました。色々な場面を考え、その方に合わせて看護していけるように、スタッフ一同努力していきたいと思います。

看取り看護のプロとして頑張ります。

 

所長 関根京子