平成30年度 認定看護師による研修について

介護研修センターでは認定看護師の講師にご協力いただき、より専門的な知識を身に付けることを目的とした研修を行っています。

認定看護師とは…
特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的としています。

今年度の研修では、2名の認定看護師に研修を行っていただきました。
研修の様子や受講生の感想を紹介いたします。

1.9月25日(火)「緩和ケア ~症状別のマネジメント~」
講師:群馬大学医学部附属病院 緩和ケア認定看護師 金子 結花 様

緩和ケア認定看護師とは…
疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫などの苦痛症状の緩和や患者と家族への喪失と悲嘆のケアを行っています。

参加者より
『緩和ケアとはターミナルケアのことだと思っていたけど、違うことが今回分かりました。他職種が連携し、その方とご家族に対してその時々の悩みや痛みを理解することが今後の援助に生かせると思いました。』
との感想がありました。

2.12月12日(水)「褥瘡の予防的ケアの見直し」
講師:群馬済生会前橋病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 久住 美稚子 様

皮膚・排泄ケア認定看護師とは…
褥瘡などの創傷管理およびストーマ、失禁等の排泄管理や患者と家族の自己管理およびセルフケアを行っています。

参加者より
『高齢者の方を介助する私達が皮膚の観察も行い、衛生面に気を配ることで褥瘡の発生率を予防できることが分かりました。』との感想がありました。

金子先生、久住先生 貴重な講義をありがとうございました。
今後も様々な研修の様子を掲載させていただきます。