青梨子訪問看護ステーション~訪問看護が利用者様のニーズに応え実施した1事例(生前葬・お別れ会)

青梨子訪問看護ステーションです。

現在170名の利用者様にスタッフ11名で訪問しています。

個性豊かなメンバーでスタッフ同士で賑やかに訪問しています。

「どうしたら、あの利用者様元気になるか、心配。」

「あの娘さん介護、頑張っているね、みんなで認め、褒めていこう。」

「どうしたら、看取りが最期までできるかなあ」など、

日頃からカンフェレンスのような会話が頻繁で楽しいです。

私の看護は楽しく仕事をする。

やりがいを実感すること。

看護師自身の人間性を豊かにすることを目的に頑張っています。

ある時、スタッフの一人が「Hさんはお葬式が嫌いだと話していました。生前葬をしてはどうだろうか。」と意見がでました。早速、娘さん、Hさんに相談し、9月10日に20分だけの生前葬を自宅で開催することになりました。

娘さんはハーフのアメリカ人、Hさんは40年間アメリカに在住していました。

生前葬(お別れ会)です。娘さんと友人がHさんに最後のお別れの言葉を話し、Hさんは

大好きな曲を聞きながら、「ありがとう、ありがとう!」と嬉しそうに話していました。

Hさんは翌日の9月11日にお亡くなりになりました。

 

とっても穏やかお顔で旅立ちました。