青梨子訪問看護ステーション 新人挨拶

 

こんにちは。

4月から青梨子訪問看護ステーションに入職いたしました竹内です。

入職から1か月ですが、様々な施設や在宅にいる利用者様の健康管理をしながら楽しく看護をさせていただいております。利用者様は十人十色で個性あふれる方ばかりで毎日楽しく刺激をもらっています!

少しの期間ですが、利用者様の残存機能の維持や向上に努めながら、在宅での自分らしい生活が送れるように利用者様の近くで支えることにとてもやりがいを感じています。

ここで私の自己紹介を少しさせていただきます。

私は以前小児看護をしていました。小児看護も魅力ややりがいはたくさんありますが、在宅で生活している方々に対し、継続した看護をしてみたいと思っていました。小児看護とは抱えている疾患や症状も異なっており、戸惑うことも多々あります。また、まだ看護師歴が短く、一人で訪問に行くと不安になることもあります。しかし、青梨子訪問看護ステーションの先輩ナース達は、知識が豊富で新人の私にも親身になってくれます。わからないことは先輩ナースとカンファレンスを行いながら、日々利用者様のこと第一に考えて看護をしています。

青梨子訪問看護ステーションの一員として、日々成長できるようこれからも奮闘していきます。

今後ともよろしくお願いいたします!!

青梨子訪問看護ステーションブログ

こんにちは。青梨子訪問看護ステーションです。

前所長の退職に伴いこのたび管理者に就任しました金田奈穂美です。
2006年に入社し、14年間、色々な事を学び、経験を積ませていただくことができました。

訪問看護は在宅療養者様の生活の場であるご自宅に入らせていただく仕事です。
その中でご利用者様、御家族と信頼関係を築き、ご意向を尊重しながら、一緒に考えながら良い方向にサポートしていくことが大切であると思っています。
私たち訪問看護ステーションには9人の看護師と、1人の理学療法士が在籍しております。私たちステーションは1人の利用者様を青梨子訪問看護のチームで看護するということを大切にしています。
また、利用者様の安心したやすらぎある生活をサポートする為には主治医、ケアマネさん、介護士さん、福祉用具の方々など各職種の方々の力も大切です。各職種の方々とも信頼関係を築き、地域で利用者様をサポートする事業所となれるよう精一杯頑張りたいと思います。
引き続き青梨子訪問看護ステーションを宜しくお願い致します。

 

青梨子訪問看護テーション2月のブログ

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。

コロナ禍の中、気持ちは沈んでいないでしょうか。

私はこの世の中だからこそ、モチベーションを上げられるように好きなことをするように努めています。明るく、元気に、前向きに物事を考え利用者様のために、一日一日精一杯生きるしかないと考えています。

 

~ケアマネと地域の方が知って得するネタ!~

鼻からチューブを付けている利用者(在宅酸素を使用して生活している方)慢性閉塞性肺疾患や、肺気腫の方は要支援でも訪問看護を利用すると住み慣れた我が家で生活を続けることができます。

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺気腫の利用者様は全身疾患である。

①薬物療法、運動療法、栄養療法、精神療法が必要である。

②薬物療法・・・・在宅酸素、内服、吸入など

③運動療法・・・・呼吸リハビり、日常生活動作

④栄養療法・・・高たんぱく、高ビタミン、高カロリー

※この4点が大切になるため、訪問看護師がアドバイスを致します。

訪問看護師が医師と連携をとることで、利用者様は住み慣れた我が家で生活をおくることができるようになるのです。

肺に疾患をお持ちの利用者様、ケアマネジャー様、

訪問看護をご利用してみて下さい。私達にいつで相談して下さい。よろしくお願い致します。

青梨子訪問看護ステーションを今後とも宜しくお願い致します。

 

青梨子訪問看護ステーション1月のブログ

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。

コロナ禍の中、気持ちは沈んでいないでしょうか。

私はこの世の中だからこそ、モチベーションを上げられるように好きなことをするように努めています。明るく、元気に、前向きに物事を考え利用者様のために、一日一日精一杯生きるしかないと考えています。

 

~最期まで仕事を全うし、家族に囲まれながら過ごした看取りの事例~    所長 関根京子

昨年の12月下旬に、大学での私の講演を聞いた受講生(保健師の奥様)から突然電話がありました。

「以前講演を聞いたことがあるものです。親族で現在病院に入院中ですが、年末に家に帰って、家で看取りをしたいのですが、訪問看護をお願いしたいと思います。お願いできますか。」

と、話がありました。

12月下旬に退院してAさんの看取り看護がスタートしたのです。

Aさんは意識がボーっとしていて、排尿が1日に50ml、血圧も低下していたため、1日も命がもたないのではないかと私は思いました。

ところが、Aさんは11日間、奥様と息子さんの献身的な介護のおかげで楽しい思い出をつくり、最期は家族に見守られ安らかに人生を閉じたのです。

Aさんは自分で作成したステレオで静かなクラッシックの曲を聞き、年末にお蕎麦を食べ、元旦にはベッドサイドから初日の出を奥様と見たり、車椅子に自分で移動し、足浴をしてリラックスしたり、コロナで会えなかった親族と再会し、手を振ったり、頷いたり、最期のお別れをしっかりしていました。

私がAさんから教えて頂いたことは、最期の最期まで、医療従事者(放射線技師)として全うしていたことです。眼を閉じ浅眠状態の時に「きちんとレントゲン撮れてるかな?」と一言、それを聞いた奥様は「しっかり撮れてますよ!」と優しい声で返答し安心した様子だったと話していました。

私もAさんのように、体が動くまで訪問看護をやり続けたいと思います。Aさんのように、一つの仕事を30年40年やり向く人生、その先に何か見えるような気がするのです。

これからもAさん家族のような素敵な家族に出会って、地域の課題を解決できる訪問看護ステーションを目指していきたいと思います。

(事例提供に家族に承諾を得て掲載させて頂きました。)

青梨子訪問看護ステーション職員紹介

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。

今月は職員の紹介をさせて頂きます。

 

主任 金田奈穂美さん

自己紹介  スタッフに積極的に声をかけ傾聴し、楽しく働きやすい環境を作れるように頑張っていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

 

リーダー 鈴木澄代さん

抱負・・・リーダーとして皆の手本となるよう仕事に邁進し、スタッフにも目を配り、スタッフがより団結できるように精進してまいります。

これからも宜しくお願い致します。

 

所長挨拶

金田主任は利用者様、ご家族に優しく声をかけ丁寧に対応でき、勉強熱心でこれから事業所をまとめていける方です。鈴木リーダーはいつも責任感が強く、しっかり丁寧に業務を取り組み、いつもステーション内の皆を明るくしてくれる方です。超高齢化社会での大切な時期に地域の施設の利用者様、ご家族のニーズに合わせて対応できる二人です。

皆様どうぞ宜しくお願い致します。 関根京子

 

青梨子訪問看護ステーション ~研修会開催について~

訪問看護での研修会開催内容

2025年から2040年までは高齢者が急増加する時代が到来します。日々在宅医療を担う訪問看護は常に研鑽しなければ、時代に合った看護の提供が難しいと考えておりますので研修会を開催いたしました。

1・COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

要支援のご利用者様に、訪問看護の利用をケアマネより推奨していただいています。理由は在宅酸素を実施している利用者様は、全身疾患と考え、薬物療法、運動療法、栄養療法などのアドバイスが必要だからです。訪問看護を利用していただき、住み慣れた我が家で自分らしく生活を送る事ができるようになっていただければと思っております。困っている方がいらっしゃいましたら、訪問看護にご相談ください。

※これからも地域の方の健康管理に携わり、皆様のお力になりたいと考えています。

いつでも、どんなことでも、お気軽に、訪問看護にご相談ください。

 

所長 関根京子

青梨子訪問看護ステーション ~充実した朝礼~

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。

青梨子訪問看護ステーションの朝礼時の担当者からの一言は充実している!

 

私達は毎朝、朝礼を実施しています。その中で担当者からの一言の内容が満載です。

1・新聞の記事からのコロナのこと、交通事故のこと、難病の記事から思うこと

2・心理テストから解決方法

3・腰痛体操を実施

4・最近読んだ本から人生のヒントを頂いたこと

5・休日に出かけた様子で感じたこと

6・担当の利用者様、家族から学んだこと

7・これからの社会情勢とその時の訪問看護の役割

8・テレビでみた歴史上の人物から教えてもらったこと

9・食事・栄養について

10・最近の趣味について(登山など)

 

毎日、一人一人みんなの前で自分の意見を発表しています。

青梨子訪問看護はスタッフ全員が自由に、いろいろなことをみんなで話し合える職場です。

普段から良いこと、悪い事を話せる風通しの良い職場でないと良い看護はできないと考えているからです。私達訪問看護師と楽しい話、辛い話、困っている話、何でも話して人生楽しみませんか。なぜ、私達は生きているか、それは人生を楽しむために生きていると思うのです。看護を通して人間的に成長させて頂いていることに毎日感謝しています。

 

青梨子訪問看護ステーション~訪問看護が利用者様のニーズに応え実施した1事例(生前葬・お別れ会)

青梨子訪問看護ステーションです。

現在170名の利用者様にスタッフ11名で訪問しています。

個性豊かなメンバーでスタッフ同士で賑やかに訪問しています。

「どうしたら、あの利用者様元気になるか、心配。」

「あの娘さん介護、頑張っているね、みんなで認め、褒めていこう。」

「どうしたら、看取りが最期までできるかなあ」など、

日頃からカンフェレンスのような会話が頻繁で楽しいです。

私の看護は楽しく仕事をする。

やりがいを実感すること。

看護師自身の人間性を豊かにすることを目的に頑張っています。

ある時、スタッフの一人が「Hさんはお葬式が嫌いだと話していました。生前葬をしてはどうだろうか。」と意見がでました。早速、娘さん、Hさんに相談し、9月10日に20分だけの生前葬を自宅で開催することになりました。

娘さんはハーフのアメリカ人、Hさんは40年間アメリカに在住していました。

生前葬(お別れ会)です。娘さんと友人がHさんに最後のお別れの言葉を話し、Hさんは

大好きな曲を聞きながら、「ありがとう、ありがとう!」と嬉しそうに話していました。

Hさんは翌日の9月11日にお亡くなりになりました。

 

とっても穏やかお顔で旅立ちました。

 

 

青梨子訪問看護ステーション~看取りと出産を同時に迎え、最後まで看取りをやり遂げた家族

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。本日は看取りと出産を同時に迎え、最後まで看取りをやり遂げた家族のお話しをさせて頂きます。

血液のがん末期の女性(Kさん)の依頼をうけた。家族は病院主治医から「余命わずか」と言われた。その言葉をうけて長女は「じゃあ家に帰らせてあげたい」と思い退院させ、在宅療養生活が始まった。主介護者は長女さん。Kさんの訪問をすると、生後間もない可愛い赤ちゃんが静かに寝ていた。Kさんのベットの横には痛いと訴えている夫がベッドに横になっている。3世帯の家族だった。

私と同じ年の長女さんが、生後間もない孫、出産したばかりの娘、お亡くなりになりそうなお母さんの介護、痛いと訴えているほぼ寝たきりのお父さん

の4人を1人でお世話をしている様子を拝見させて頂くが、長女さんが介護を継続できるか心配だった。

その後、長女さん、次女さん、長女の夫、お孫さん方がだんだん介護に協力して下さるようになり、次第に賑やかな雰囲気をなっていった。

訪問看護をしていくうちに、私達の方が、生後間もない赤ちゃんの可愛い姿、ひ孫を抱っこするおじいさんの姿が慣れていて微笑ましい姿を拝見して癒されていました。

長女さんは時々涙を流しながらも、介護と孫の世話を一生懸命やり遂げている姿は立派でした。そして、ついに、Kさんは住み慣れた我が家で、家族の素晴らしい介護のおかげて17日間、立派に最期まで残された大切な時間を家族とともに過ごすことできました。

 

Kさんのお宅には大きな2匹の亀が、水槽の中におります。その亀を見て、ゆっくりじっくり日々を過ごし、いろんなことに感謝できる余裕を持ちたいと思い、訪問していました。

 

(Kさんの家族に、ブログに紹介することの承諾を得て掲載させて頂きました)

 

青梨子訪問看護ステーション~訪問看護の今後の役割に思う~

こんにちは青梨子訪問看護ステーションです。今回は訪問看護の今後の役割についてお話しさせて頂きます。

在宅では色々な職種の専門家と協力して、一人の利用者様をみんなで支えています。

職種は往診医師、ケアマネ、ヘルパー、薬剤師、理学療法士、福祉用具、ディサービス、デイケア、ショート、高齢者住宅有料老人ホームの職員、病院の医師、病棟看護師、病院の理学療法士、地域包括、保健師など沢山の関係者がチームを組んで、一人の利用者様を支えるのは本当に大変なことです。訪問看護の業務をして、嫌な思い、嬉しい思い、大変なことがたくさんありますが、訪問看護はそれぞれの職種の方々が一人の利用者様の望む介護の方向にチームで取り組めているか、また、利用者様のために良いチームを組むにはどうしたら良いか、考え、誘導し、見守り、道しるべのような存在に訪問看護が出来たらといつも考えています。

私は最近辛いことがありました。辛いことがあっても私のスタッフが、私を支え、信じて守ってくれたのです。20年間仕事をしていて、私は部下に恵まれていると心から感謝しました。2025年の超高齢化まであと5年を切りました、私は超高齢化がすでに始まっていると実感します。皆さんは超高齢化がどのくらい続くと思いますか?、2042年までと言われています。日本が高齢者をどう支えるか、世界は日本がモデルとなること出来るか見ています。訪問看護師も元気に、地域の方々の健康をしっかり守れるように頑張ります。

青梨子訪問看護ステーション 関根京子 令和2年7月