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青梨子訪問看護ステーション~ワールドカップ~

こんにちは!!

寒さが日ごとに厳しくなってきますね。いかがお過ごしでしょうか。

今回は、日本中で盛り上がっているワールドカップについてお話していこうと思います。

私自身サッカー観戦が好きで、寝る間を惜しんでテレビの前で観戦していました。利用者さんともワールドカップの話題で盛り上がり、とても楽しくお話しできました。80歳代の利用者様もコスタリカ戦をPK戦が終わる夜中3時まで応援していたそうです!サッカー観戦により寝不足になっている人もいることだと思います。

ワールドカップ観戦によって睡眠不足になったとしても「一時的であるから大丈夫!」と思われるかもしれません。
しかし、それが習慣化すると気づかないうちに睡眠負債をため込んでしまう危険性があります。
睡眠には、浅い眠りから深い眠りに入り、再び浅い眠りのサイクルを繰り返す「ノンレム睡眠」と、身体は休息した状態ですが、脳の活動は起きている状態に近く、記憶の整理などを行っている「レム睡眠」と、役割が異なる2種類の睡眠状態に分けられます。

よりよい睡眠をとるためには...?

適した睡眠時間には個人差がありますが、いずれにしても大切なのは、普段、何気なく眠って疲れが取れたと感じるだけにせず、自分の睡眠状態をしっかりと把握してリズムを大きく乱さないことです。
睡眠不足になった分を取り戻すために、週末に寝だめをする方も過去の大会では多かったようです。
しかし、寝だめは瞬間的には気持ちがよく、睡眠不足が解消できた感覚になりがちですが、翌週以降の不調の原因になる可能性が非常に高いと言われています。
身体の不調に大きく影響するのは、「太陽の光を浴びる時間」であり、この時間が遅れてしまうと体の中の「時刻合わせ」ができずに体内リズムは乱れてしまいます。
休日もなるべく平日と同じ時間に起きていただき、少し起きる時間が遅くなってしまったとしても1〜2時間以内にベッドから起きて、太陽の光を浴びることが推奨されています。

この期間、試合をライブ観戦することで睡眠時間が短くなってしまう方は、睡眠時間ではなく「睡眠の質」を上げることに注力してみましょう。


「睡眠の質」を上げるためには、寝る前にできるだけリラックスした状態をつくることが重要となりますので、以下のことを意識してみてください。


・寝る前に2分程度のストレッチ
  手先や足先、股関節を中心に体を伸ばすと、効率よく体が温まり、血行も良くなります。
・白熱した試合観戦により上がった心拍数を下げるために、深呼吸
  ベッドに入って仰向けの状態で部屋を暗くし、5秒程度を目安に深呼吸します。


これらを何度か繰り返すことで心身のリラックス効果を感じられるでしょう。

体調には気を付けて観戦していきましょう!!日本は残念ながらクロアチア戦で敗退してしまいましたね、、、(´;ω;`)

コロナウイルスも増加してきており、第8波も懸念されています。年末を楽しく健康に過ごせるよう体調に気を付けて過ごしていきましょう!!!