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青梨子訪問看護ステーション~hyggeについて~

みなさん、こんにちは。

紅葉が美しく染まり、散歩が楽しい季節となりました。

今回のブログでは「ヒュッゲ(hygge)」について紹介したいと思います。

最近、日本でもこの言葉は広まっていますね。

ヒュッゲとは、デンマーク語で居心地のいい空間に満足感を感じることや小さなことに幸せを感じることなど、デンマーク人の心の持ち方をさす言葉です。

一例としては、ふわふわなブランケットにくるまり、暖炉のそばでホットコーヒーを飲みながら親友と会話を交わす、そのようなシーンがあげられます。日本語では『まったり』や『のんびり』に近い言葉だと良く定義されています。

仕事や子育て、介護で忙しい日々を、より豊かな日々をつくるヒュッゲな生活についてご紹介したいと思います。

「小さな幸せを見つけて感謝する」

朝の明るい陽射しや、仲間の粋な計らいなど、ちょっとした事象に感謝してみましょう。
心がリラックスし、精神的に豊かになる感覚を覚えるはずです。

「自然に触れる」

山や海など、自然を感じられる環境に身を置き、自然に囲まれながら『ヒュッゲ』な時間を過ごす。
 このような時間の使い方も、ヒュッゲな幸せの見つけ方です。
 

「落ち着く空間を作る」

自然がそばになくとも、家でヒュッゲな時間を過ごせるよう、家具や配置、照明の明るさを工夫し、落ち着く空間をつくってみてはいかがでしょうか。家具を変えることは難しくても、アロマキャンドルなどの小物を足すことなら比較的簡単にできると思います。

「ワークライフバランスを見直す」

仕事だけに縛られず、常に自分は何をしたいのかを考えて生きることで、日々の幸せに気づける余裕ができるはずです。

幸せと聞くと、大それたことに聞こえるかもしれませんが、日常のふとした瞬間に意識を向け、ポジティブな解釈に変えてみる。そんな小さな工夫で人生の幸福度を高めることができます。

訪問看護はこのヒュッゲに通ずるものがあると思います。自宅で治療を受けながら、家族や友人たちと会うこと人生を楽しむ。病院から自宅に戻りできる範囲の治療を受けながら、最期を過ごす。利用者様一人一人のヒュッゲを大切にし、小さな幸せを作るお手伝いをさせていただけたらと思います。

日々の忙しさの中で自分を十分にケアしてあげられなかったり、心躍る瞬間が無かったりする。そんなときにはヒュッゲを大切にしてみてください(^▽^)/