こんにちは、法人本部 富澤です。
社会福祉法人ほたか会は、昭和51年に誕生し、川場村に特別養護老人ホーム川場春光園を設置、その後、介護研修センター、軽費老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、デイサービスセンターなどを複数開設し、平成24年には本部拠点機能を前橋市へ移し、これまで一貫して、施設の建設(新時代や価値観の変化に対応したハードウェア)と教育分野(福祉人材の育成、働きやすい職場環境等のソフトウェア)の両面から高齢者福祉サービスの充実をはかってまいりました。
あと少しで設立50周年を迎える比較的長い歴史のある当法人ですが、その軌跡について当時の貴重な写真なども用いながら、一番の古株?である私の当時感じたことなどを交え、このブログでシリーズとしてご紹介していきたいと思います。
ほたか会の前身~ほたか会の設立
当法人の前身は、創業者である先代の樋口勝由氏が29歳のときに渋川市に開業した「樋口電気」という小さな電気店でした。その後まもなくして有限会社となり、昭和49年には当時では数少ない3階建ての社屋を構えたとのことでした。
このとき、社員数は15人、当法人が誕生する2年前(昭和49年)のことでした。川場村に特別養護老人ホーム建設の話があり、「電気の仕事がもらえるかもしれない」との考えで事務局を引き受けたとのことです。
準備期間を経て昭和51年に「社会福祉法人ほたか会」が設立されました。しかし、設立と同時に先代が理事長に就任したのではなかったようで、様々な事情とご縁があってとのこと。そんな偶然が重なり当法人が誕生しました。
当法人の前進が「電気店」だったことは意外でした。当時まだまだ施設が少ないなか、高齢化社会の到来を見据えシルバー産業に参入していた、まさに先見の明があったのだと思います。
次回は、「開業期」についてご紹介いたします。