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ほたか会法人本部vol.18~外国人スタッフの活躍~

こんにちは、法人本部です。

今回は外国人スタッフの活躍について紹介です。
当法人では、約30名の外国人介護スタッフが活躍しています。

出身国としては、インドネシア、ベトナムであり、在留資格は「介護(介護福祉士)」・「特定技能」・「技能実習」です。

川場春光園 リザさん
川場春光園 サンティさん

当法人の特徴として、多文化共生シェアハウスを運営したり、特定技能制度の登録支援機関をもち、必要な生活支援を行うなど、多面的に外国人スタッフも日本人と同等に活躍できる職場づくりに取り組んでいることです。そのなかでも特に、多文化理解、日本語教育に力を入れています。
今年度は年間を通して、外国人スタッフ全員が日本語能力試験N2レベルの合格を目指して、元小学校教師の先生や通訳の先生を招いて日本語の基礎や介護場面に応じた実践的な日本語について学びを深めています。

にほんごを学ぼう研修
日本語教師による座学

私たちが提供している「個別ケア」とは、その人らしさをニーズとして支援することです。
外国人スタッフが、ご利用者様との日常会話から、このニーズを見出し支援につなげるためには、日本語の上達が最も必要と考えています。一見難しそうに思えますが、介護の現場にはご利用者様とのコミュニケーション、介護の展開における声掛けなど、日本語を使う場面があふれています。このような機会にきちんとした日本語で会話ができるよう、当法人では様々な日本語教育に力を入れています。

介護場面でよく使う日本語の学習
通訳者を交えた介護技術研修

このような取り組みが評価され、当法人は群馬県では唯一社会福祉法人として「群馬県多文化共創カンパニー」に認証されております。群馬県公式チャンネル「tulunos」で当法人の取り組みが紹介いただいておりますので、ぜひご覧ください。

当法人における今日の外国人スタッフの活躍は、単なる介護人材不足への対策ではありません。
介護技術にあわせて、日本語をきちんと習得することで介護職員としての質を担保し、今から外国人スタッフも日本人スタッフと一緒に将来の日本の介護を支えていく。これこそが「介護分野における多文化共生」であると考えています。


ほたか会は「多文化共創カンパニー」の認証事業者です

当法人は、群馬県知事より「群馬県多文化共創カンパニー」として認証されました。

群馬県多文化共創カンパニー制度とは、多文化共生・共創社会の実現に向けて、外国人材を雇用し、ともに活力を創り出すための特に優れた取り組みを行う事業者を認証する制度です。詳しくは下のブログ記事をご覧ください。

法人本部 || 2023.7.27