当法人は昭和51年に誕生し、令和8年には創立50周年を迎えようとしています。この50年を目前にして、当法人の歩んできた軌跡について当時の貴重な写真なども用いながら、一番の古株?である私の当時感じたことなどを交え、このブログでシリーズとしてご紹介しています。
今回は4回目「転身」です。前回の記事(転身)は コチラ をご覧ください。
ほたか会の「展開」
運営する施設も複数となり、各施設からはたくさんの「洗濯物」や「布団などのリネン」を扱うようになり、このクリーニングに係る作業が、いつしか、見過ごせないほどの手間になっていました。
いっそのこと、各施設からの洗濯を一ヵ所で処理できれば、手間もコストも省け、かつコストダウンにるながるのではないか、ということで、平成2年12月に「ベルジしゃぼん玉工場(現:株式会社アンティム)」が吉岡町に誕生いたしました。
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その後、平成5年10月には、高齢化社会が加速した社会的背景と、ちょうどこのとき老人福祉法の改正で、新しい施設形態であるケアハウスの制度が立ち上がったタイミングを追い風にして、前橋市青梨子町に「軽費老人ホーム ケアハウス前橋」が開設となりました。
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ケアハウスとは老人福祉法に基づく居住施設で、独立して生活するには不安が認められる高齢者が自立して生活できるよう配慮された定額料金の住宅です。このケアハウスの規模は100床で群馬県で一番大きなケアハウスとなりました。
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「ベルジしゃぼん玉工場」は、クリーニング(洗濯業務)を、介護の提供現場から切り離し、それぞれの質・価値を高めることであり、いまでいう「生産性向上」の取組を既に実践されていたのではないでしょうか。
そして、ケアハウス前橋は、平成5年の開設当時、関東一の定員数を誇る軽費老人ホームでした。後にこのケアハウス前橋を起点に様々なサービスが展開されるのですが、それは次号でご紹介いたします。
今回はここまで。次回もお楽しみに!
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